· 

やっぱりプロはすごい

地震でよれたカーペット。
地震のたびによれるし、ピアノが一緒に動いて危ないので外すことにしました。

作業人員は2名。
私といつもお世話になっているYAMAHAの調律師さん。
数百キロあるピアノが乗ってるのに、本当に2人で大丈夫かと心配する私に、「多分大丈夫」と言って手伝いに来てくれました。

調律師さん、ピアノを持ち上げる係。
私、インシュレーター(ピアノを載せるお皿みたいなやつ)を外してカーペットを引っ張り出す係。

1本目はすんなりいったのですが、そのあと、ペダルが邪魔をしました。

ペダルの下は折り曲げて分厚くなったカーペットはくぐりません。

そこでプロの技。

「ペダル、外した方が早いな」

そう言ってドライバーであっという間にペダルを外し、難関突破。

外れるんだ...

知らなかった。

そう、この方、うちのピアノをオーバーホールしてくれた、かかりつけのピアノのお医者様みたいな方なんです。

このピアノのことなら何でも分かってます。
多分、持ち主の私よりずっと。

このあとも、分厚く重なって扱いにくくなったカーペットを、なんとか2人で外してホッ。

1時間ちょっとかな。

建てた時ぶりに現れた木の床。
久しぶりに見たら、建ててくれた大工さんや建築途中のことを思い出して懐かしかった。
折角メープルの無垢の木を貼ってもらってたのに、隣の部屋に出来るだけ音が響かないようにと、吸音させるためにカーペットを敷いたんだったなぁ。

明日から生徒ちゃんたちが来たらびっくりするかもなぁ。

それにしてもプロはすごいですね。
素人だけじゃ、何人いてもこうはいきませんものね。