ブルグミュラーコンクール仙台大会から一週間。
今週は、参加した生徒さんたちが講評や賞状を持って次々にレッスンにやってきました。
当日はコロナ対策でステージ上での講評と結果発表がなく、インターネットでの結果発表、講評は用紙後日郵送でした。
なので、教室で反省会。振り返りですね。
結果は、良かった人、目標に届かなかった人、人それぞれ。
思った結果にならなかった生徒さん。
結果を聞いて最初は泣いていたそうですが、
「ピアノを弾くのは好きで、だからもっと練習頑張らなくては」
と言って、すぐにピアノを弾き始めたそうです。
とても良いものを持っていながら、長いことスランプに陥り、つらい気持ちを抱えていた生徒さん。
これををきっかけにやっと前を向いて歩き始められるかな。
次のファイナルに向け、早速翌日から教室のピアノをレンタルして練習を開始していた生徒さんもいます。
コンクールが終わったとたんに、Xmasコンサートではバッハの曲を弾きたいと言ってきた子もいます。
今までクラシックには興味がなさそうだったのに、うれしい。
コンクールまでの道のり、結果は、本当に人それぞれ。
でも、終わってからの向かう方向が皆一緒なことに、安心しました。
結果にしょげて、くさってしまったら、そこでおしまい。
世の中には成功者と呼ばれる人たちがいますが、その人たちほど、数えきれないくらいのたくさんの失敗をしているそうです。
失敗したと思う経験は、自分が失敗だと思ったらそれは失敗にしかならないけれど
失敗した理由や原因を考えて、次に生かせば、それは素晴らしい貴重な経験、宝物になります。
世の中の成功者たちは、そうやって前に進んできたんですね。
コンクールが終わって、前を向いて歩き始めた生徒たち。
うれしいな。
だって、成功者と一緒じゃないですか。
結果が悪くても、しょげてもいいけど、くさっちゃだめよ。
小林先生ね、しつこいの。
生徒のことには、あきらめらが悪いの(笑)
そんな先生に当たってしまったのが災難と思って、これからもついてきてね(笑)。
さあ、次の教室全体の目標はXmasコンサート。
11月のバッハコンクールにチャレンジする人も、ブルグミュラーコンクールファイナルに進む人も、それぞれの目標に向かって頑張っていきましょうね!
写真は今週レッスンに来て写真掲載の許可をいただいた子だけ。
みんな良い顔してますね!