Rちゃんと発表会の曲を選んでいた時の話。
選んでおいた候補の数曲の中から
「メヌエットはどう?」
と言って弾いて聴かせると
「え?これメヌエットじゃないよ」
「友達の〇ちゃん(よその教室)、発表会でメヌエット弾いたけど、こんな曲じゃなかったもん!」
どうやらお友達が弾いていたのは別のメヌエットだったらしいです。
メヌエットってね、踊りの曲で、他にもたくさんあるんだよ。
と説明したものの、Rちゃん、なかなか納得できず。
この動画見せてあげれば納得できたかな。
当時はユーチューブなんてなかったもので。
メヌエットは17~8世紀にかけて宮廷で踊られていた舞曲です。
3分の2拍子、または8分の6拍子、6つのステップでひとつ。
だから2小節でひとまとまりを意識して弾きます。
こんな感じの踊りの曲なので、あまり大げさに感情を込めるというような弾き方はしません。
あくまでも優雅に上品に、ですね。
ちなみに、この時代バロック期は、今のようなピアノはまだなくて、チェンバロでした。
ピアノの前身。でもピアノとは全く違う音ですね。
今、メヌエットを弾いている子が多いので、参考まで。