入学式を終え、新しい生活が始まった新入生のみなさん。
いかがお過ごしですですか?
高校生になった生徒さん。
学校はどう?と聞くと
「めっちゃ楽しいーー!!!」
顔中くしゃっとさせて、目がなくなりそうな笑顔。
何もかもが新鮮で、希望で胸膨らませとはこのことね。
高校生ぐらいになると、こんな感じで親はあまり心配しなくてもよくなるかと思いますが、小学一年生はそうはいきませんね。
生活が激変ですものね。
お母さんの手を離れ、お友達と学校に行く。
一人で自由に外を歩くって、それだけだって子どもにとっては相当なもの。
小さな体で重いランドセルを背負い、授業とか宿題とか初めてのことがてんこ盛り。
慣れるだけでも大変ですね。
娘たちが小学校に入学した頃のこと。
長女。
最初のころは私も一緒に緊張してたかなぁ。
送り出したあとに、忘れ物をしていかなかったか、もう一度机のまわりをチェックしたりして。
時間割と時計を見比べて、あぁ、今は何時間目だから何の授業だなとか、今ごろ給食食べてるかなとか、そろそろ帰りの会だからもうすぐ帰ってくるなとか、離れていても気になってましたね。
寝る時間も早くしました。
幼稚園の時より一時間早く家を出ることになったので、それに合わせて。
入学当初は、なんと7時ごろに寝かせてました。
(小1になった生徒ちゃんに同じような子がいて、どこも同じだなぁと笑ってしまう)
お夕飯は5時半。
お風呂も歯磨きも、寝るのにあわせて全部時間を前倒し。
私の生活のペースも全部前倒し(笑)
とにかく、緊張して疲れているだろうからと、慣れるまでは生活リズムを整えるのを一番にして。
親も心配しながら見守って、一緒にあの時期を超えたなぁ(笑)
でも、長女はあっという間に慣れて、すぐに友達と寄り道しながら、道草しながら帰ってくるようになりましたけどね。
次女の時はというと
私が腰の手術で入院していたので、実家の両親が預かってくれてたんですよね。
登下校は父が隣の町まで車で送り迎え。
母は学校からのお便りを確認して、持ち物をチェック。
宿題をみてくれたのは、多分父だったのかな。
入学後の体操着のゼッケン付けやら算数のお道具セットのシール貼りは、私の妹が夜なべして、一晩かかってやってくれたんだっけな。
そういえば幼稚園の卒園式も、おばあちゃんが行くのは目立って可哀そうだからと、妹が会社を休んで付き添ってくれてたんでした。
私の病院の方も付き添いやら何やらあったので、ほんと、両親と妹には迷惑をかけました。
で当の次女の話。
次女は幼稚園時代、朝が大の苦手で、起きるといつもボーーーっとしている子でした。
服を着るのに20分。
ご飯もなかなか食べられずに30分とか。
機嫌も悪くて、制服に着替えるのも時間がかかって大変でした。
それが
病院に見舞いに来てくれた母の話によると
学校から帰ると、手洗いとうがい。
宿題をやって、翌日の時間割をそろえて玄関にランドセルを置いていると。
それを、言われなくても自分でやっていると。
あんなに朝が苦手な子だったのに、5時にはひとりで目を覚まして起きているんだと。
ずいぶん緊張してるんだねぇ、と母。
小さいなりに新しい環境に慣れるのに必死だったんでしょうね。
環境が変わる大事な時に一緒にいてやれないことを不憫に思ったけれど、子どもは順応するのも早い。次女も時期に慣れていきました。
この時期、毎年新小学一年生を見るといつもあの頃を懐かしく思い出します。
さてさて、新入学生の皆さん。
特に小学校一年生の皆さん。
毎日嬉しさと緊張の連続かと思います。
見守る保護者の方もハラハラとご心配なことばかりかと思います。
早く学校生活に慣れ、楽しく充実した毎日を送れますように!
家に帰ったらゆっくり過ごし、栄養のあるおいしいものを食べて、しっかり寝てください。
頑張れ、一年生!
陰ながら応援していますよ。