「先生!命かけてきました!」
とやってきた中学Kちゃん。
練習を死ぬほど頑張ったらしい。
大げさではない。たしかに先週1週間で見違えるほど弾けるようになった。
中学生ともなれば、テストに部活に塾に忙しいお年頃。
練習時間が取れなくて、なかなか譜読みも進まなかったんです。
でも、発表会まで1ヶ月になった今、自分でスイッチ入れたんですね。
暗譜までの道のりは遠いし、まだまだたどたどしいし…
でも不思議。
なんだか全然心配じゃない。
なんでだろ。
今までだったら間に合わないんじゃないかと私が焦って、心配で心配で仕方なかったのに、今回はそれがない。
私がレッスンしている中高生はみんなそんな感じ。
1ヶ月前には暗譜!と言ってる目標には程遠く、いまだに譜読みが終わらない子も多いんだけど、でも全然心配じゃない。
なんか、底力みたいなのを感じるのですよ。
やる時はやる!
そんな気迫みたいなのを感じるのです。
いつの間にこんなにしっかりしたんだろう、子供達。
時間が取れなかっただけ。
今必死に練習するするみんなの姿に、ちょっと感動もしてるのです。
まだ早いね(笑)
本番終わるまで感動は取っとかないと。