フレーズの話をしました。
文章の句読点のように、メロディーにも区切りがあり、それをフレーズといいます。
フレーズの終わりは優しく丁寧に弾きましょう。場合によってはそうならない時もありますが、基本は「優しくおさめる」です。
文章の最後をぶっきらぼうに、言い切るように読むと、命令口調に、あるいは怒っているように聞こえますね。
ピアノもフレーズの終わりをぶっきらぼうに弾くと、あれれ?乱暴に聞こえますよ。
フレーズの終わりは優しくおさめる。
お話しているように、歌っているように弾けるといいですね。
そして最後の音をおさめたら、グーモーション。
グーモーションとは手首の脱力です。手首の力を抜いてほんの少し持ち上げましょう。
そうすると余韻のある綺麗な響きが残りますよ。