間違っていけないのは、絶対音感があるからといって、えらいわけでも天才なわけでもないってこと。
それは適した時期に適した環境(トレーニング)が与えられたということで、特別なことではない。英語圏の環境で育てば普通に英語が話せるようになるのと一緒。
もっと大事なのは絶対音感を持っていても練習しなければピアノを弾けるようにはならないということ。
絶対音感は音楽を勉強する上で能力の一部にしか過ぎません。電卓と同じくらいの計算力があっても数学の問題が全部解けないのと一緒。全体から見たらほんの一部の能力です。
有利な力だし、あったら役立つことはたくさんあります。でも耳に頼って楽譜を読もうとしなかったり、自分は凄いんだ、なんていうのはかんちがい。あくまでも能力の一部、もっと大切な事はたくさんあるのだから。